盗まれた記憶の博物館〜下巻〜

ラルフ・イーザウ 著
酒寄進一 訳
あすなろ書房 刊

失われた記憶がかならずしもすべてほんとうの喪失ではない。

失われた記憶の世界クワシニアと現代、ふたつの世界の支配を目論むクセハーノの力は日に日に強まり、世界では連日のように過去の忘れてはいけない記憶たちが盗まれていってしまう。

コンピューターを駆使して暗号解読に挑むジェシカ。
賢者や船乗りたちの助けを借りて、クセハーノの居城に乗り込むオリバー。

12月31日のタイムリミットまで果たして間に合うのか…?





下巻でのお気に入りはレカーナ様です♪それはもう!
賢者さんが若くてかっこ良くてヒミツがあるなんて、なんて素敵なんでしょうv しかも行動派ですしね。白髪(銀)というとこからクセハーノ(金)のイメージと対になってる気がします。レカーナ様と一緒な旅のシーンは、素敵ですよねぇ。

クセハーノといえば、「厚底靴」には笑いました(笑)ちょうど流行っていたのかしら。折角なので、流行りのおかっぱ頭にしてみました。うさんくささ倍増。

まともな話題で。
ミリアム&トーマスは幸せになって頂きたいです。再婚って言うのは子どもには理解しづらいネタだとは思いますが。幸せになれるんならいいよねぇ。マーヤの「記憶」は「失われる」わけではないのです。