ダレン・シャン

奇怪なサーカス
若きバンパイア
バンパイア・クリスマス
バンパイア・マウンテン
バンパイアの試練
バンパイアの運命
黄昏のハンター

以下続刊

ダレン・シャン著
橋本恵訳
小学館刊

さあ、諸君。盛大に祝いたまえ。今夜から破滅への秒読み開始だ!
きっかけは、1枚のサーカスのチラシだった。「シルク・ド・フリーク」〜奇怪なサーカスに向かった、主人公のダレンと親友のレパード。しかしそこには不可思議な出演者たちと、本物のバンパイアがいた!
クモの毒に冒されてしまったレパードを救うため、ダレンはバンパイア〜クレプスリーの手下になる決意をする。それは半バンパイアになるということ…人間ではなく、闇の世界の住人として生きてゆかなければならないという事であった。
一命を取り留めたレパードだったが、全てはダレンとクレプスリーが仕組んだ事だと誤解してしまう。そして自分はバンパイアハンターになり、二人を殺す決意をするのだった…。

クレプスリーと旅を続けるダレン…その周囲で起きる様々な「血」の事件。バンパイアであること…人間であり続ける事…。ダレンは果たして、闇の世界に染まってしまうのか…?






著者と作品名が同じとか、サイトが賑わってるとか、仮想現実風の宣伝方法がまたあざといような。内容はそんな重いものではなくて、少々ライトなノリでしたね(苦笑)しかも好きな人にとっては、展開が見えてしまう…お約束は嫌いじゃないから気になりませんけど。
いまどき一人称で進む話も珍しいし…かえって新鮮かもしれないか。ので、どうしても「少女小説」のイメージが抜けません;これからかな。

私的お気に入りはレパードです。読んでてムカつくところが、若気の至りって言うか、可愛いポイント。がんばって成長してほしいキャラ。